『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』では当初、世界中に石版を配置し、どの石版マップから集めても物語を進められるようにする構想があったという。しかし、堀井雄二氏によると、実際にその仕組みに挑戦してみると「話が破綻しちゃう」ため、製品版では大筋に関わる部分にある程度の道筋を設けることになった。堀井氏がファミ通のインタビューで明かした。
『ドラクエ7』では「マップを集める」ことがゲームの核になっている。開発当初は、その発想をもとに、どの石版マップから集めても物語を進められる形を目指していた。
ただ、実際にその形へ挑戦してみると、「話が破綻」してしまったという。そのため、ある程度は順番をつけることになった。製品版ではすべての進行順が固定されたわけではなく、入手順が前後しても問題ない石版もある一方で、大筋に関わる部分にはある程度の道筋が設けられている。
『ドラクエ7』が「マップを集める」という発想から生まれたこと自体は、これまでも語られてきた。2017年の電ファミニコゲーマーのインタビューでも、堀井氏はその発想に至った経緯を語っている。さらに、2026年1月のファミ通で行われた北瀬佳範氏との対談でも、石版を集める仕組みについて振り返っていた。
今回のインタビューでより具体的に語られたのは、そうした着想にとどまらず、「どの石版マップからでも進める」仕組みに実際に挑戦し、「話が破綻」したため、大筋に関わる部分にはある程度の道筋を設ける形へ至った経緯だ。今回の発言によって、『ドラクエ7』の進行構造がどのような試行錯誤を経て形になったのかも、以前より具体的になった。




