『ペルソナ4 リバイバル』の開発では、制作を進めるなかでイベント数そのものが何倍にも増えるような状況になったという。イベント制作・演出の経験があり、その大変さを知るゼネラルプロデューサーの和田和久氏は、増加を抑えようとしたものの、現場が言うことを聞かなかったと振り返っている。
InvenによるGamescom 2026でのインタビューで、アートディレクターの香林あかね氏は、本作では現在もイベント部分の制作に力を注いでおり、そのぶんかなりのコストがかかっていると説明した。作業は今も続いているといい、イベント部分がもっとも大変だったところだと述べている。
和田氏によると、『ペルソナ4 リバイバル』は非常にボリュームの大きな作品であり、その膨大な内容をどう収め、作っていくかが大きな課題だったという。イベント演出の水準も高めたいと考えていた一方で、現場の状況が変化していくなか、イベント数自体が何倍にも増えるような状況になったそうだ。ただ、何を基準にした「何倍」なのかまでは明らかにしていない。
和田氏自身は現在、イベントを直接制作・監督する立場ではないものの、過去には自らイベント制作や演出を手がけていた。そのため、増加を抑えようとしたが、現場が言うことを聞かず、本当に大変なことになったと笑って振り返っている。一方で、最後までクオリティを引き上げようとしたことは、確実に成果につながったと思うとも語っている。
そのイベント演出については、Xbox Wireのインタビューでも触れられている。和田氏は、イベント演出を本作で特に力を入れている領域のひとつに挙げ、各イベントシーンを一から見直していると説明。単純に演出を派手にするのではなく、キャラクターの感情やその場の空気が自然に伝わることを重視しているという。物語の核は変えず、キャラクターの表情や視線、人物同士の距離、身振り、さらには会話の間にいたるまで細かく調整しているそうだ。




