Playground Gamesがgamescom 2026にて、『Fable』のプレス・クリエイター向けとしては初となるプレイアブルデモを公開した。Xbox WireのJoe Skrebels編集長が異なるロードアウトで同じデモを2度プレイしており、7種の魔法や部位切断、遠距離攻撃が効かない敵などを確認。近接・遠距離・魔法をシームレスに切り替え、敵の組み合わせに応じて使い分けるという、今年1月に明かされていた戦闘設計が、実際のプレイとして具体的に見える内容となっている。
敵に合わせて近接・遠距離・魔法を使い分ける
Playground Gamesは本作で、オリジナル3部作における「Strength(力)」「Skill(技)」「Will(意志)」を発展させ、近接・遠距離・魔法を組み合わせる戦闘を採用している。
ゲームディレクターのRalph Fulton氏は今年1月、この仕組みを「style-weaving combat」と説明。剣で斬った直後にファイアボールを放つといった切り替えを途切れなく行えるようにする一方、戦闘では異なる性質を持つ敵が集団で登場し、その構成に応じて近接・遠距離・魔法をどう使うか選択させる設計を明かしていた。
今回のデモでは、その考え方が具体的な敵の構成として確認されている。スケルトン系の「ホロウ・フォーク」には近接型、遠距離型、装甲型などが存在し、装甲型には遠距離攻撃が効かない。高速で空中を移動する「レイス」は耐久力こそ低いものの、戦闘中に新たなホロウ・フォークを出現させて乗り移るため、放置すれば敵が増えていく。さらにミニボスとして登場した「ランタン・キーパー」は空を飛び、レイスを生成する能力を持ち、ランタン部分が弱点になっている。Skrebels氏は、魔法よりも遠距離武器のほうがこの弱点を狙いやすかったとしている。
戦闘中にメニューやロードアウトバーを操作する必要はなく、装備した各能力にはコントローラーから直接アクセスできる。今回の2度のプレイでは武器や魔法の組み合わせも異なっており、Skrebels氏は同じデモでも異なる戦い方を試している。
7種の魔法を確認。浮かせて雷撃、背後へ転移して崖から落とすことも
デモはゲームをある程度進めた地点に設定されており、魔法は4つのスロットへセット。RTを押しながらABXYのいずれかを入力して発動し、使用後はそれぞれクールダウンが発生する。
今回確認されたのは、ファイアボール、ライトニング、ブレイズ、リフト、ラッシュ、プッシュ、ビファウルの7種。
ファイアボールは素早く放って敵の行動を妨害できるほか、チャージすれば広範囲を巻き込む攻撃になる。ライトニングは周囲の敵へ連鎖する雷撃、ブレイズは離れた複数の敵を狙える幻影の短剣を生み出す。
直接攻撃だけでなく、敵の動きを制御したり別の攻撃につなげたりする魔法も用意されている。リフトは複数の敵を空中へ浮かせ、その状態から遠距離攻撃やライトニングへつなぐことが可能。浮かせた後にもう一度使用すれば、敵の集団を地面へ叩きつける。
ラッシュは対象の背後へ瞬間移動する魔法で、高低差のある場所にも移動できるため、離れた位置にいる射手へ一気に接近できる。プッシュは周囲の敵を押し戻す効果を持ち、ラッシュで崖際にいる敵の背後へ移動してからプッシュで突き落とすといった組み合わせも可能だ。
シリーズらしい魔法として登場するビファウルは、敵をニワトリへ変えて実質的に無力化するもの。アンデッドに使用すると、アンデッドのニワトリへ変化する。
こうした魔法だけで戦闘が完結するわけではない。Skrebels氏は、魔法で弱い敵の集団を足止めし、遠距離攻撃で強敵をよろめかせ、最後に近接攻撃で仕留めるといった使い方も紹介している。
頭を失っても戦い続けるホロウ・フォーク
敵の部位に対する攻撃にも個別の結果が用意されている。ホロウ・フォークは、狙った部位が装甲で覆われていなければ切断可能。たとえばパリィによってスケルトンの頭部が外れることがあり、頭を失ってもそのまま戦闘を続ける一方、攻撃の正確さは大きく低下する。

遠距離攻撃でも部位を狙う意味はあり、装甲のない敵の脚を射ればよろめかせることができる。今回使用された遠距離武器では、高精度ながら弓を引くのが遅いディープウッド・ボウと、威力を抑える代わりに高速で連射できるリピーター・クロスボウが確認された。
『Fable』は2027年2月23日に発売予定。Premium Editionでは2月18日から最大5日間の早期アクセスが用意される。
出典:🔗 Xbox Wire(gamescom 2026 ハンズオン) / 🔗 Xbox Wire(Ralph Fulton氏インタビュー)



