『ロマサガ3』リメイクは“迷わず冒険”へ。2019年に加わった「冒険記」が、今度は目的地の案内まで担う

romancing-saga-3-du_260910

『ロマンシング サガ3 デスティニーユナイテッド』では、フリーシナリオによる自由な探索を残しながら、プレイヤーへの進行支援が強化される。「冒険記」ではイベントの進行状況を確認でき、進行中のイベントを選ぶと目標マーカーが表示され、行き先や目的を把握しながら進められる。

この「冒険記」が初めて実装されたのは、2019年発売のHDリマスター版だった。当時 4Gamerによる開発者インタビューで、プロデューサーの市川雅統氏は、これを進めた物語を振り返るための機能として紹介している。

その背景には、オリジナル版ならではの分かりにくさがあった。市川氏によれば、当時は現在進めているミッションが途中なのか、すでに終わっているのかさえ明示されていなかったという。気にし始めると不安になるほどだったが、HDリマスター版では「冒険記」を加えたことで、そうした分かりにくさも和らいだと振り返っていた。

一方で市川氏は、『ロマサガ』のフリーシナリオについて、次にどこへ行くかを気ままに考えながら冒険する感覚こそが魅力だとも語っている。そのぶん「どう進んだらいいのか分からなくなる」こともあるが、それを乗り越える楽しみもまた、『ロマサガ』をはじめとする『サガ』シリーズが長く愛されてきた理由のひとつだという。目的地などが表示されない点についても、市川氏はそうした部分が『ロマサガ』では特に顕著で面白いと語っていた。

3Dでフルリメイクされた今作『ロマサガ3 デスティニーユナイテッド』でも、どの土地を訪れ、どんな選択をするかはプレイヤー次第であり、行動によって出会う人物やイベント、物語の展開が変化するフリーシナリオはしっかり受け継がれている。

そのうえで「冒険記」は、各キャラクターに紐づくイベントの進行状況を確認できるようになり、進行中のイベントを選ぶと目標マーカーも表示される。2019年版では進めた物語を振り返る機能として紹介されていた「冒険記」が、本作では行き先や目的の確認まで担い冒険をサポートしてくれる。

タイトルとURLをコピーしました