『バイオハザード2』ディレクターの神谷英樹氏が、初代『バイオハザード』の方が『2』より「かなり怖い」との自身の評価を示した。その差について、初代ディレクターの三上真司氏のホラーへの理解や嗜好が、初代の怖さに表れていたとの見方を、VGCのインタビューで語っている。
神谷氏は初代『バイオハザード』で三上氏のもと開発に参加し、多くを学んだという。『2』でも初代と同じくホラーをテーマに制作したものの、もっとホラー好きな人物がディレクターを務めていれば、さらに怖いゲームになっていただろうとの見方を示した。

神谷氏がホラーを苦手としていたことや、『2』がホラーという観点では初代にかなわなかったとの自己評価自体は、今回初めて語られたものではない。GAME WatchによるCEDEC 2006のレポートでも、神谷氏は自身がホラーを苦手としていることに触れ、『バイオハザード2』はホラーゲームという視点では初代が持っていたものにかなわなかったと振り返っている。
三上氏が実際の開発で「怖さ」を優先していたことについても、神谷氏は過去に具体例を挙げている。2013年の任天堂「社長が訊く『The Wonderful 101』」では、初代『バイオハザード』の開発中、現場からプレイヤーの動きをもっと速くしたいという声が上がったものの、三上氏は「怖さがテーマ」であることを理由に譲らなかったと回想。完成したゲームを見た神谷氏は、三上氏がなぜそこまで譲らなかったのかを理解したと語っている。






















