初代『聖剣伝説』が生まれる前、石井浩一氏はスクウェアを辞めるつもりで、自分の荷物を片付け始めていたという。その様子に河津秋敏氏が気づき、河津氏から話を聞いた坂口博信氏は、石井氏に「ゲームボーイだったら好きに作っていいぞ」と声をかけたという。
スクウェア・エニックスが公開した「『聖剣伝説』シリーズ35周年 特別座談会」で、石井氏は当時を「自分辞めるつもりだったんですよね」「だから荷物も片付け始めてて」と振り返っている。それを見た河津氏が、坂口氏へ「石井君あれ辞めるんじゃないかな」と伝えたそうだ。
この時期について石井氏は、2017年の4Gamerインタビューでも「作りたいもの作って、ダメだったら辞めるぐらいの覚悟」だったと語っている。また2014年のインタビューでは、ゲームボーイ向けの新作を任され、もともと作りたかったアクションRPGを作ろうと決めたことを明かしていた。
坂口氏から「ゲームボーイだったら好きに作っていいぞ」と言われた石井氏は、「じゃあ最後の花火として好きなものを作ろうかな」と考えたという。そうして制作を始めたのが、『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』だった。






















