Rockstar Gamesの『グランド・セフト・オート VI』では、ライフルなどの長銃の扱いが従来作から変わる。ショットガンやロケットランチャーを必要なときに“どこからともなく”取り出す従来の遊びはできなくなり、長銃はアミュネーションのロッカーや車両で管理することになる。開発側でも、この変更によって「『GTA』のおもしろさを失うのでは」と心配したことがあったという。
こうした仕様変更は、ファミ通がRockstar Northを訪れ、Head of DevelopmentおよびCo-Studio Headを務めるロブ・ネルソン氏に実施したインタビューで明らかになった。
ネルソン氏は、『GTA6』では長銃がこれまでのような“見えないもの”ではなくなると説明した。この仕様を決めるまでには熟考を重ねたという。従来の『GTA』では、ショットガンやロケットランチャーを突然取り出し、そのまま大混乱を巻き起こすことができた。ネルソン氏も、これをシリーズの特徴のひとつだったと認めており、開発側では、そうした遊びをなくすことで『GTA』のおもしろさまで失うのではないかという懸念があったという。それでも最終的には、プレイヤーにより多くの選択や判断を委ねるほうが、結果的に楽しさにつながると判断した。
実際の武器管理では、各地のアミュネーションに設置されたロッカーから自分の銃を取り出せるほか、個人用車両にも武器を収納できる。車両は現在地まで呼び出せるため、必要になればそこから装備を取り出せる仕組みだ。盗んだ車のトランクも、その車を所持しているあいだは武器の保管場所として利用できる。また、所有している銃は個人用車両のトランクやアミュネーションの武器庫に保管されるため、その場で捨てても完全に失われるわけではない。
こうした変更は、武器をどこに保管するかだけにとどまらない。ネルソン氏は『GTA5』を例に、カービンライフルを手にしたまま街を歩いていても、人に銃を向けるまでは周囲が逃げ出さないことを挙げた。一方、『GTA6』では銃を出したまま歩けば、NPCが嫌がってその場を離れたり、攻撃的な反応を見せたりする可能性がある。
ただし、長銃を1丁持っているだけで周囲がパニックになるわけではない。特に周囲が反応するのは、銃を手に持っている場合だという。ネルソン氏によると、『GTA6』では銃を持って街を歩くこと自体に相応の代償が伴う。本作のジェイソンとルシアは、追手から逃れて身を隠しているカップルだ。ネルソン氏は、そんなふたりが堂々と銃を出して街を歩き回るのは筋が通らないとしつつ、そうした行動自体は可能で、その場合は周囲のNPCが相応の反応を示すと説明した。
出典:ファミ通.com




