任天堂が、ユーザー自身でバッテリーを交換できるNintendo Switch用Joy-Conの交換手順を公開した。電池蓋を開けて入れ替える方式ではなく、背面のネジ4本を外して本体を開き、内部のバッテリーとケーブルを取り外す必要がある。
この改良型Joy-Conは、欧州のバッテリー規則の変更に備えて導入されるもの。Nintendo of Europeの対象地域では、従来型から順次切り替えられる予定だ。対象カラーは2026年7月16日から段階的に投入されるが、切り替え時期は国や販売店によって異なる。
同様のユーザー交換対応は、Switch 2本体やJoy-Con 2、Switch 2 Proコントローラーなどにも順次広がる予定だ。ただし、今回具体的な交換手順が公開されたのは、初代Nintendo Switch用Joy-Conだ。
あわせて任天堂は、交換用バッテリーと必要な工具をまとめた「バッテリー交換キット」を、今後欧州のNintendo Storeで販売する。キットには交換用バッテリー「HAC-006(-01)」のほか、PH00プラスドライバー、樹脂製ピンセット、スパッジャー、両面テープが含まれる。
公式の手順では、交換作業は成人が行い、事前に静電気を逃がしたうえで、水気のない場所で作業するよう案内している。
実際の作業では、まず背面を固定している4本のネジを外し、樹脂工具を筐体の継ぎ目に差し込んで前面側と背面側を開く。背面側は2本のフラットケーブルで基板とつながっているため、このケーブルは外さず、内部部品を傷つけないよう開いたまま作業する。
バッテリーはホルダーに2枚の両面テープで固定されている。樹脂工具で固定部からバッテリーを剥がしたあと、バッテリーにつながる2本のケーブルを基板上のコネクターから同時に抜き、古い両面テープを取り除く。
交換用バッテリーは新しい両面テープで固定する。ケーブルはバッテリーを固定したあとに基板へ再接続し、最後に筐体を閉じて4本のネジを取り付ければ作業は完了する。
なお、改良型Joy-Conはユーザー交換に対応したあとも、バッテリー容量や重量に変更はなく、機能面でも従来型との差はない。すでに販売されているすべてのJoy-Conに同じ手順を適用できるわけではなく、交換対応モデルの型番は左Joy-Conが「HAC-015(-01)」、右Joy-Conが「HAC-016(-01)」となる。
出典
- Nintendo UK「Information about upcoming battery-related revisions to some Nintendo products」「Joy-Con (L) (HAC-015(-01)) Battery Replacement Procedure」「Joy-Con (R) (HAC-016(-01)) Battery Replacement Procedure」「How to identify whether your Joy-Con controller contains a user-replaceable battery」
- Video Games Chronicle「Nintendo support articles show inside new Switch Joy-Cons with removable battery」




