『DQM4』デボラも主人公候補だった。堀井雄二氏の判断でビアンカ&フローラの2人に

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『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』では、ゲーム開始時にビアンカかフローラのどちらかを主人公として選ぶ。だが、開発初期には現在とは異なる主人公案が存在していた。デボラも候補のひとりだったという。

韓国Invenのインタビューで、プロデューサーの白石琢磨氏は、初期検討の段階ではビアンカ、フローラ、デボラの3人を主人公候補として予定していたと明かした。その後、堀井雄二氏の判断で、主人公はビアンカとフローラの2人に絞られたという。

デボラが外れた理由について、白石氏は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のオリジナル版には登場せず、DS版で追加されたキャラクターだったことが関係しているのではないかとの見方を示している。もっとも、デボラが本作に登場すること自体はすでに明らかになっており、シナリオ上でも重要な役割を担うという。

主人公選定の経緯は、中国A9VGによる開発陣インタビューでも別の角度から語られている。開発チームは当初、ほかのキャラクターを主人公にする案を出していたが、ゲーム全体の雰囲気やマップを見た堀井氏がビアンカとフローラを提案したという。主人公の変更が行われたのは、物語や世界観がまだ固まっていない、かなり早い段階だった。なお、A9VGで語られた「ほかのキャラクター」の具体名や、Invenで明かされたデボラを含む3人案との関係や前後は明らかになっていない。

A9VGの取材では、本作の「どちらかを選ぶ」仕組みについても触れられている。堀井氏からは、「選ぶ楽しさ」を残してほしいという強い要望があったという。

堀井氏は2026年8月のファミ通インタビューでも、『DQ5』ではふたりのうちどちらかを選ぶ決断をプレイヤーにしてほしかったと振り返っている。当時、その選択をめぐって議論が起きることもある程度は想定していたという。今回の『DQM4』でも、開発陣によれば、プレイヤー同士が「なぜこちらを選んだのか」「どこが好きなのか」を語り合うことを、堀井氏は面白いものとして捉えていたという。

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