『FF7リベレーション』まで続く「原作をどこまで変えるか」。北瀬Pと浜口Dら、第1作で考えに違いも『REMAKE』完成後に方向性定まる

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『ファイナルファンタジーVII』リメイク三部作では、原作をどこまで残し、どこまで変えるのか。第1作『FF7リメイク』の開発当初、プロデューサーの北瀬佳範氏と、ディレクターの浜口直樹氏ら開発チームのあいだには、この方向性をめぐって考えの違いがあったという。その違いが『リメイク』完成後にどう収束したのかが、今回の中国メディアA9VGのインタビューで語られている。

北瀬氏は原作からより大胆に変更してもよいと考えていた一方、浜口氏らは原作の良さをできるだけ残しながら、新しい要素を加えることを重視していた。しかし完成した『リメイク』を見た北瀬氏は、その方向性を評価。以降の『リバース』、そして最終作『リベレーション』でも、同じ基本路線が継続されたという。

この考え方の違い自体は以前から語られている。北瀬氏は2020年のPush Squareのインタビューで、自身はかなり大胆な変更を想定していた一方、野村哲也氏と浜口氏は、原作で愛されている部分をできるだけ残したいと考えていたと説明していた。浜口氏も2023年のGame*Sparkのインタビューで、北瀬氏から「もっと変えてもいいんじゃない」と言われたことを振り返っている。

最終作でも、原作をそのまま再現する方向へ振り切ったわけではない。浜口氏は今回、原作を完全に踏襲すればプレイヤーが結末を予測できてしまうため、物語上の変更も必要だと説明している。一方で、原作を尊重し、残すべきものを残すという考えも重視しているという。

北瀬氏も、完結編の内容について以前から意見を出していた。2025年のAUTOMATONのインタビューでは、三作目の初期プロットに関わり、三部作の締めくくりとして「読後感」を原作からどう調整するかについてアイデアを出したと説明。ファミ通のインタビューでも、原作をリスペクトしつつ、原作では味わえなかった「その先の満足感」がある締めくくりを求めていたことを明かしている。

こうした2025年の発言が、後に浜口氏が明かした、結末に反映されている北瀬氏のビジョンと同じ案を指すかは分からない。ただ、浜口氏は2026年6月のVGCのインタビューで、北瀬氏にも『リベレーション』の結末についてのビジョンがあり、その一部が実際の結末に取り入れられていることを明かしている。

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